アステックコンサルティングでは製造業の各分野に対するコンサルティングサービスを提供しています。
コンサルティングとは
コンサルティングとは専門家(コンサルタント)の力を借りて自社の経営課題を解決していくことであり、自社単独で改善するよりも早く、最小の労力で解決していくことができます。
コンサルティングの基本的なスタイルとしては、顧客企業における特定の問題点においてその原因を明らかにし、解決策を提示することが基本になります。この段階でコンサルティングが終わる場合もありますが、アステックコンサルティングではその後の課題解決も伴走型でサポートしていきますので、確実に課題解決につながります。
現代のような変化の早い時代においては「自前主義」で進むのではなく、必要に応じて外部の力(知識や経験)を利用し課題を解決していく方が早く会社を成長させることが出来ますから、積極的に活用していくべきものと言えます。
コンサルティングを受けるメリット
コンサルティングを受ける最大のメリットは 「時間の節約」と「新しい技術の習得」、「確実な課題解決」の3点です。コンサルティングではその分野のプロが、その企業の特性や個別事情を十分に考慮した上で適切な改善方法の選択、適切な手法の展開を具体的に指導していきますから、従来のやり方では解決までに長い時間がかかるような大きな課題も比較的に短期間で解決することが出来るようになるのです。
また企業によってはコンサルティングを受けることにより、今まで気づかなかった課題を認識できた、改善の方向性が違っており成果が出なかった理由が分かったなど、新たな視点での取り組みが促進されることにより、長年の課題を解決することができたという場合も多く、コンサルティングが企業発展の一助になる例も数多くあります。
コンサルティングスタイル
一般的にコンサルティングでは、提案型と実践型、教育型に大別できます。
提案型は企業を深く調査した上で問題点の指摘とその改善策を提案する形です(改善は顧客側で実施)。
実践型は一定の課題の改善策を立案し、解決するまでコンサルタントがサポートする形です。このサポートのやり方としては短期集中改善型と伴走型がありますが、短期集中改善型は3ヶ月や6か月など比較的短期間でコンサルタントが中心になって改善を進める形で成果は早く出る反面、費用も高額になる傾向があります。
伴走型は顧客の改善の進捗に合わせてサポートする形になりますから、コンサルタントの訪社頻度は少なくなるものの期間は長くかかるパターンです。
教育型は研修とは違って、具体的な改善テーマに対して必要となる技法や手法の教育、考え方や解決手順を教育するもので、実際の改善活動にコンサルタントはあまり深く関与しないスタイルです。
アステックコンサルティングは伴走型が基本になりますが、すべてのスタイルに対応できるので、ご相談していただければと思います。
コンサルティングの進め方
具体的にコンサルティングを進める場合の組織形態としては、プロジェクト型と全員参加型に大別できます(組合せ型など他の方法もある)。
プロジェクト型は改善テーマ別にメンバーを選定してプロジェクトを組み改善を進めて行くパターンで、最も基本的な方法と言うことができます。プロジェクト型では課題に関与している人や知見を持っている人を集めることになりますから、改善自体は比較的よく進む場合が多いです。ただ欠点としては専門領域に入る場合が多いため、プロジェクトだけの価値観で行動することにより部分最適になってしまう傾向があることです。
アステックコンサルティングではこの問題を発生させないために「全体最適PJ」を必ず設置し、方向性の修正を行っています。
全員参加型で進める場合の基本は現在の職制を基本としたチームを組んで進めて行くパターンで、過去から多くの企業で取り組まれた小集団活動に近いパターンになります。この小集団型の活動は運営の仕方によって成果に非常に大きな差が出てしまうのが特徴で、アステックコンサルティング取り組んでいく場合にはトップダウン型(テーマは上位方針から展開する)が基本になります。
コンサルティングサービスの範囲
アステックコンサルティングのサービスの範囲としては、製造に関連する機能や業務を中心に、調達・生産管理に関連する機能や業務、設計・開発に関連する業務や機能、、及び生産技術や間接部門機能(部門)における改善活動の実践サポートが基本になります。言わば「モノづくり」を中核に置いた各種活動の支援、教育活動がメインの活動範囲になります。
また、近年は生産管理システムやERPなどのシステム関連の導入サポートのご依頼もかなり増えていますし、スケジューラーや電子帳票、稼働監視ツールなどDX関連ツールの導入サポートも行っています。
特にシステム導入サポートでは、システム導入前に生産の流れや管理の仕組み、生産計画立案方法の改善など、事前に生産の仕組みを大きく変えて効率化した段階でシステム導入を行う形にしますので、比較的短期間でスムーズなシステム導入が行えるようになります。
仕組みを作るコンサルティング
アステックコンサルティングの改善の進め方として特徴的なのは、現状の悪い部分を単発の改善で対処するのではなく、トラブルの原因を深い部分まで追求した上で手順やルールを含めて「管理の仕組み」を改善していくことにあります。
改善活動を行っているとどうしても今起こっている問題を集中しがちになりますが、大切なのは問題が起こってしまう原因や背景、管理の仕組みの問題点を追及していくことであり、同じ問題を発生させないような仕組み(ルール)を構築することにあります。
この新しい仕組みを作っていく場合に大切なのは、現状をベースに考えるのではなく、本来こうあるべきだという理想から展開していくことです。現状をベースに考えてしまうとどうしても視野が小さくなりますから、常に全体最適視点で会社全体の利益の最大化のためにはこうするべき!と言う視点で仕組みを構築していくことが必要です。その点、当社のコンサルタントは多くの企業の成果事例を把握していますので、的確なアドバイスを行うことが可能です。
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