活動報告

アステック徒然日記

第17回 改善を進める上で失敗につながる事例A

前回、改善を進める上で失敗につながる事例@として「目標設定」について書きましたが、今回は改善スケジュールについての失敗例をご紹介します。
改善を進めるにあたって、対策スケジュールの設定とその管理が改善を成功させるかどうかの大きなポイントになります。改善は色々な項目に分けて行っていきますが、期日を決めるにあたって失敗につながりやすいのはすべてを同時並行で進めることです。スケジューリング化に慣れていないと、「ヨーイドン」で全項目をスタートし、期末を終了期日にしがちです。このやり方では施策が10項目あったとして、半期終わった時点で全部が50%の進捗しかしていなくて、どの施策も完了していないことになりかねません。
それよりも、施策毎にメリハリをつけて、容易に解決できるものやクリティカルパスになるものを先行し、あえて遅くスタートする施策を分けておけば、半期で10項目中5項目が完了し、残りの半期はその成果を享受できることになるわけです。
またスケジューリングは担当者が決めることが重要です。上司が前倒し指示したスケジュールではそのとおりにできないことが良くあります。その場合、改善期日は後送りされ、結局元のスケジュールに戻ったということが良くあります。「自分達で立てた計画」を自ら守る。対策期日がオアシスの逃げ水のようにどんどん後送りされることを防ぐための一番の方法です。

筆者:コンサルティング本部 チーフコンサルタント 太田 一成

アステック徒然日記 連載

第49回 カマスの話 (2018.4.18) NEW!
第48回 オリンピックのメダル獲得で思うこと (2018.3.28) 
第47回 プロジェクトが迷走? (2018.3.19) 
第46回 自然体が最強 (2018.2.26) 
第45回 明るく元気な会社 (2018.2.15) 
第44回 一気通貫生産方式の理解を深めるB (2018.1.29) 
第43回 本当の姿 (2018.1.15) 
第42回 めんどうな時代 (2017.12.22) 
第41回 家の中でも整理・整頓 (2017.12.11) 
第40回 「可視化」と「見える化」 (2017.04.11) 
第39回 ランチタイムのサービス (2017.02.14) 
第38回 一気通貫生産方式の理解を深めるA (2017.01.17) 
第37回 理論物理とヨーロッパの宮廷 (2016.12.08) 
第36回 計画線の長さについて (2016.11.09) 
第35回 最近のベストセラーについて・・・「嫌われる勇気」 (2016.10.25) 
第34回 組織の活性化 (2016.10.11) 
第33回 一気通貫生産方式の理解を深める@ (2016.09.20) 
第32回 改善を進める上で失敗につながる事例C (2016.09.06) 
第31回 改善とは何の為にやるのか?(2016.08.09) 
第30回 仕事の価値(2016.07.26) 

第29回 ハイレゾ聴いて思うこと(2016.07.11) 

第28回 「不満」の反対は? (2016.06.07)
第27回 数字は魔法 (2016.04.26) 
第26回 あるおばさんのチャレンジ (2016.04.12)
第25回 改善を進める上で失敗につながる事例B (2016.03.23)
第24回 能楽と流用設計 (2016.03.09)
第23回 ボーイスカウト活動とコンサルティング (2016.02.23)
第22回 将来イメージの重要性 (2016.02.09)
第21回 ポカヨケ (2015.12.22)
第20回 人間の本性から読み解くモチベーション向上 (2015.12.08)
第19回 SWOT分析に思うこと (2015.11.24)
第18回 無始無終 (2015.11.10)
第17回 改善を進める上で失敗につながる事例A (2015.10.26)
第16回 鋭い“ツッコミ”で会社に変革を!(2015.10.13)
第15回  IE手法で街を眺める@ (2015.09.24)
第14回  「出来ない」という悲劇の言葉 (2015.09.08)
第13回  低反発枕 (2015.08.24)
第12回  思い込みに注意しましょう (2015.08.10)
第11回  社員教育研修にて (2015.07.28)
第10回  指導を依頼する企業の実情 (2015.07.15)
第9回  中小企業(製造メーカ)向けの助成金 (2015.06.23)
第8回  改善活動に必要なもの(2015.06.09)
第7回  千日回峰行(せんにちかいほうぎょう)(2015.05.12)
第6回  改善を進める上で失敗につながる事例@(2015.04.14)
第5回  システムズエンジニアリングの大切さについて(2015.03.30)
第4回  サービス(精神)と顧客満足(2015.03.11)
第3回  移動の際に考えること(2015.02.26)
第2回  ムダの効用?について(2015.02.06)
第1回  他社はどうですか?という質問に思うこと(2015.01.31)